編集長コラム
山田実希の”走れ!・編集長”
第11回 映画『月とキャベツ』ほか×鬼押出し園&嬬恋村のキャベツ畑
映画で日本のいいとこ再発見の旅♪
今回は、私の大好きな映画『月とキャベツ』のロケ地の話。山崎まさよしさんが主演で、キャベツ畑を歩く白いワンピースを着たヒロインに憧れて、「いつかきっと!」と恋焦がれた場所のひとつ。公開から25年を経て、いよいよ行けることになったのです。(感涙)。そして向かうは群馬県の嬬恋村。その途中には浅間山や軽井沢があるというのでわくわくしていたのですが、なんと「鬼押出し園」なんて怖い名前のスポットがあるそう。興味津々で行ってみると・・・・⁉まるでSF。「あの世はこんな感じなのか?」と思わせる岩場が延々と広がっているではありませんか!!さらに『遮那王』という映画の顔出しパネルがあり、ロケ地ストが大挙しているとのこと。
キャベツはまだまだこれから(笑)
映画の力は大きいなあと感心しつつ絶景を満喫したら、一路旅の目的地へ。嬬恋村は、4月はまだひんやりとしていて、とっても静かです。白樺の森を抜け、川を渡り、くねくね道を越えていくと、霧の中に見えてくるのが広大な畑。あの夢にまで見たキャベツ畑が延々と続くのかと思いきや・・・・・。「あ、まだ芽だ」という状態で。スーパーに慣れ、都会に染まっている自分を痛感することに。とはいえ、幻想的な世界は最高で♪好物の雲仙ハムを燻製にしてビールを飲んだら、天にも昇る気持ちです。軽井沢のパンも忍ばせており気分上々。あのファンタジックな映画が何故ここで撮られたのか、思いを馳せながら陶酔?ほろ酔い?夜は更けていきました。