ホーム > ニュース

ニュース

■エンタメ
2014.04.14

名作小説がドラマ化! 浅野忠信演じる探偵に共演陣べた惚れ

 作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説がドラマ化! 『ロング・グッドバイ』第1話完成試写会が4月11日、NHK(東京渋谷)で行われ、主演の浅野忠信さん、共演の綾野剛さん、小雪さん、冨永愛さん、脚本家の渡辺あやさんらが会見した。

 

 舞台は1950年代の東京で、戦後の復興期まっただ中。私立探偵・増沢盤二(浅野忠信)が、妻殺害の容疑を掛けられ不審な死を遂げた友人の真実を明らかにするため、独自調査に乗り出す、というストーリー。
 
 連続テレビ小説『カーネーション』でもタッグを組んだ制作統括の城谷厚司さんと脚本家の渡辺あやさんが携わっている点でも話題になった本作。原作を読んだ渡辺さんが登場人物たちの魅力に惚れ込み「日本の役者に当てて、今まで見たこともない輝きをドラマで観たい」と城谷さんに提案し、実現したのだとか。

 ドラマ版ではその魅力が存分に発揮されており、特に浅野さん演じる主人公・増沢盤二は共演者から絶賛の嵐!
 綾野さんは「(主人公に憧れる役どころだが)とにかく浅野さんがかっこいいので、役作りをするまでもなく勝手に憧れていられた」、小雪さんは「自分の信念を持っている人は魅力的」、冨永さんからは「(自分の役や登場人物が)盤二と共に成長していくのも見どころの一つ」と熱烈ラブコール。

 また、浅野さんが「どこかファンタジック」と語る世界観も魅力の一つだ。「新年度1発目だから、豪華で中身が濃いドラマを作りたいと考えていました。戦後という時代感を大切に、独特の世界観を作るべく映像にもこだわりました。また、原作はハードボイルドですが、その枠を超えて深い人間ドラマとして楽しんでいただければ」と制作統括の城谷厚司さん。

 『ロング・グッドバイ』(NHK)は4月19日(土)より5週連続放送。

long

この記事をシェアする

©Location Japan. All rights reserve