LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記
【バルセロナの春の訪れ!最近見つけたおいしいものと素敵な場所】
バルセロナはすっかり暖かくなり、だいぶ春めいてきました。コロナウイルスの猛威はまだまだ収まっていませんが、少しずつ感染者数が減り始めてきています。
感染者がだんだん減ってきているのは、ワクチンの効果もあるのかもしれません。今は、夜間の外出禁止やレストラン営業の禁止、州外の移動禁止など厳しい規制が続いています。
薬局には、マスクコーナーも。
一年前はマスクをする人はまったくいなかったバルセロナですが、今では町を歩く全員がマスクをしています。
さて、私がバルセロナにやってきて早や4年。そのころから大好きなのが、市場や食品店でのショッピング。今回は、お気に入りの品々や最近見つけたものを紹介します。
まずはこちら!
今はイースターの季節なので、卵の形をしたチョコレートが食品店を賑わせています。巨大なチョコレートの卵を一家に1つ用意する人も多く、家族みんなで聖週間(セマナサンタ)を祝います。
さて、次に私が普段使いしているものを紹介します。こちらはスーパーマーケットにも売っているお米。
実はバルセロナから車で2時間ほど行ったあたりは稲作地帯としても有名。地元のお米が食べられるんです。
スペインはパエリアなど米料理がいろいろあるので、お米に困ることはありません。でも、こちらで売っているお米は日本のものとは違い、丸い形をしています。なので、和食よりはイタリア料理のリゾットのように、お米の芯が残ることを想定して作る料理に合います。
そのお米で、私が作ったパエリアがこちら。
魚介をたくさん入れて作ります! バルセロナは海辺ですが、地中海では魚はあまり獲れないそうで、実は魚介類の値段が高めなんです。なので魚介パエリアは贅沢な料理です。
スペインにはイタリア人もたくさん住んでおり、おいしいパスタが手に入るイタリア食材店もあります。こちらは、イタリア食材店でのお気に入り。
これはパッケージの絵の通り、トマトチューブです。中には少し固めのトマトペーストが入っており、サンドイッチを作るときはこれを使うだけなのでとても簡単!ほどよい酸味でとてもおいしいんです。こちらは2ユーロくらいで購入できます。
こちらはバルセロナならではのものではありませんが、最近見つけてうれしくなったもの。
日本でも売られているおいしい炭酸水、ペリエの「村上隆デザイン」バージョン! このかわいいお花の絵を見た瞬間、日本を思い出してとても楽しい気持ちになりました。このボトルは限定品のようです。
飲み物つながりで、こちらもお気に入り。
アルファベットで「KONBUCHA」(コンブチャ)と書かれています。これは昆布のお茶ではなく、紅茶キノコという発酵飲料で、紅茶と砂糖をベースに作られた健康食品なのだそう。
バルセロナでも健康食品がとても人気で、スーパーマーケットでも売っています。ほのかな甘みと酸味が癖になる味です。
さて次は、日本に帰国する時に持ち帰りたいもの。
これは、建材などで余った石を使って作られた置物。バルセロナの道の名前を示す案内板のレプリカになっています。自宅がある通りの名前をオーダーして作ってもらうこともできるそう!
こちらは和食のレシピや日本の食文化についてまとめられた本。装丁がとてもきれいですよね。ヨーロッパで出版されている日本についての本はたくさんありますが、この本のように飾っても素敵なものも多いんです。
旅行が叶うようになったら、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に、バルセロナのとっておきの場所を紹介します。
こちらは、今も建設中のサグラダファミリア聖堂を目の前で楽しめるカフェテラス。今は予約制で、ゆったりとお酒やコーヒーを飲みながら工事がすすんでいく様子を楽しむことができます。
早く世界中の人々が安心して旅行を楽しめる日々が戻りますように。
※前回までの記事はこちら!