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編集長コラム

山田実希の”走れ!・編集長”

第12回 アニメ映画『千と千尋の神隠し』×湯田中渋温泉

山間の秘湯でお猿だって「いい湯だな~♪」

巻頭特集企画の準備で、海外の映画祭で受賞した作品を色々と見返すことに♪変わらない日本の風景と、今はない風景に想いを馳せる準備期間でした。そんな中、今回ご紹介するのは、ジブリ作品(P30参照)のモデル地のひとつ長野県の渋温泉。ここは、温泉に入るお猿の姿が世界に発信されて注目を集めた「地獄谷野猿公苑」の近くで、宿泊者には9つの外湯めぐりができる温泉手形が配布されるんです。普段なら、なにはともあれ温泉に!」となるところですが、やっぱりお猿さんが見たい。以前、子ザルが私の足元で靴紐で遊ぶという愛らしさにキュンキュンしたことを思い出しながら山道を進むと・・・・。「いた~っ♪」可愛すぎる姿にたっぷり癒されました。

 

湯かけ願かけ外湯めぐり♪

お猿を見た後は、意外と険しい山道を歩いてようやく宿へ。温泉街はノスタルジックな雰囲気でまさに映画の世界。老舗の宿「金具屋」の前には、”千と千尋”のモデルということで多くの人がいて驚きました。九湯めぐりはなんと9つの湯の源泉が全て違うというからコンプリート意欲も湧いてきます。そして選んだ一番風呂は「初湯」。さきほどの山歩きによる汗を流そうと、かけ湯をしたら・・・・。「アッツい!!」。ちょっと笑ってしまうほど熱いのです。こんな具合で、熱めとぬるめの外湯を巡っていくと、お肌がツルツルで嬉しい気持ちに。カランコロンと宿に戻ると、絵馬に書かれた「湯かけ、願かけ、渋温泉」の文字が。お湯の温度に翻弄されて”願かけ”を忘れた(汗)

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