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2016.06.10

映画『サブイボマスク』でロケ地・中津市も地域PRに湧く

地域活性化をテーマにした、ファンキー加藤主演の映画『サブイボマスク』がいよいよ6月11日(土)公開となる。映画の舞台となった大分県の中津市、および杵築市では、映画のテーマがそのまま地元ロケ地とリンクするように、映画制作会社と連携した様々な取り組みが行われた。

 

1-1_H27.7.28_ソウルフードコンテスト

本作の撮影が行われた中津市・杵築市では映画を活用したシティプロモーションに向けて、中津商工会議所をはじめ、行政から地元の高校生・短大生が力を合わせて「中津市ロケツーリズム推進協議会」を立ち上げた。取り組みの一つとして、撮影に向けたフードコンテストを開催。地元の特産品である鱧を使用したレシピを募り、見事選ばれた地元短大生が開発した「葉もつくね」が「道半揚げ」として劇中でも登場する。また地元の生徒たちが作った中津市産材を使ったベンチも劇中で使用されるなど、映画を最大限に活用して地元のPRを行っている。このベンチは今後映画美術品としてメインロケ地である日ノ出町商店街に設置されるとのこと。

 

 

4_H27.8.26_炊き出し

協議会ではPRだけでなくロケの受け入れ体制もすごい。ロケ受入れ前はメインロケ地の日ノ出町商店街の空き店舗を清掃。また、控室と炊き出し会場として準備した空き店舗には飾り付けを行い、ロケ隊への歓迎ムードを盛り上げた。ロケ期間中も炊き出しが行われ、地元の温かいおもてなしにキャスト・スタッフ陣は大変喜び、地元の人達と映画関係者との交流が楽しまれたという。もちろん地元のエキストラ協力も積極的だったとのことで、ロケ隊は非常にありがたかったに違いない。

 

 

また、公開目前の5月15日には主演のファンキー加藤を招いたロケ地先行舞台挨拶付上映会を実施。この上映会に合わせ、メインロケ地である日ノ出町商店街一帯で「第1回道半町祭り」が行われた。商店街にプロレスリングを設置し、映画ロケさながらにプロレス興行を行い、その後、ファンキー加藤扮するサブイボマスクによるミニライブ。JR中津駅をサブイボマスク駅として開業し、ファンキー加藤が一日駅長を務める等、街全体が大いに盛り上がった。

 

 

中津市では、映画で使用した美術品や主要キャストのファンキー加藤・小池徹平・平愛梨の手形の展示をはじめ、ロケ地マップの作成やスタンプラリーも実施中しており、7月9日には「第2回道半町祭り」の実施が決定。映画公開の6月11日~7月7日の期間中、商店街スタンプラリーも行う予定だ。今後もロケ地・中津市のPRを通して観光誘客を図り、地元の盛り上げを地域活性化に繋げていく様子だ。

 

■中津市ロケツーリズム推進協議会ホームページ

http://nlt.city-nakatsu.com/

 

(C)サブイボマスク製作委員会

 

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